ども、kirimochiです(・ω・)ノ
子供達がミニバスしてる影響で、あひるの空という漫画にドハマりしてます。
2人とも習い事でずっとダンスと英語をやってるんですが
ダンスが好きになっていく娘とは違って
息子はレッスン後のご褒美(お菓子)が楽しみで通っているだけで
これといってダンスにも英語にも興味を示さず。
それでも年少の時点で
日本語より先に英語で自己紹介を言うようになったので
それなりに効果はあるのかも~とは思いますが…
幼稚園入園して自己紹介あるかもと思い、家で練習してた時「お名前は?」って聞いたら英語で自己紹介しだして目がテンになったのは2年経った今でも忘れない。
そんな感じだからレッスンない日はゲームかYouTubeかアニメ。
片方見だしたらつられて片方も見始めるから完全にインドア状態。
(親もインドア派だから尚更)
そんな子供達を見て体力面が心配になったので
スポーツの習い事を提案しました。
近くの習い事を片っ端から調べたけど、
なんせ田舎なもんで少ないし
旦那も私も地元じゃないから分からない。
出来れば2人一緒だと送り迎えが助かるなぁという気持ちがあったので
市民体育館の掲示板で未就学可と記載のあるもの全部写真撮って見せてみるも
イマイチ反応が薄い子供達。
やりたくないなら別にいっかとスマホを閉じようとした時、
娘が「野球とサッカーはなんとなく分かるけど、あとはどんなのか分からない…」と。
娘の言葉にハッとしました。
旦那はともかく、私は運動嫌いだしスポーツも見ない。
今までスポーツの話とかしたことがない。
これじゃ興味持つ機会もないから、インドアなのも無理はない。
ゲームばっかりだ、テレビばっかりだと言ってばかりで
知る機会すら与えてあげてなかったことに気付いて
「そう…だよなぁ…」しか言えませんでした。
最終的に
「じゃあ、コレ全部体験行って続けてみたいと思ったものをやってみたら?」
という旦那の一言で方向が決まり、
そこで子供達が最初の体験として選んだスポーツがバスケットボールでした。
2人同時に体験行ったあと、
先に口を開いたのは意外にもおっとりタイプの娘。
「バスケ続けてみたい!他はいいからバスケやりたい!」
その一方で、息子はというと
「早く帰ってゲームしたい…」の連呼。笑
まぁまだ年中だし、集中力もないから仕方ないかという話になり
娘だけ入会しました。
THE真面目な娘は練習に励んで、家でもコツコツと自主練。
少しずつだけど確実に上手くなっていく。
その間、息子は練習について行って
端っこでドリブルやったり走り回ったり
やりたいんだかやりたくないんだか分からない状態。
姉を見て羨ましいような目で見てる時もチラホラ…
そんな息子を見て、
キッカケひとつだよなぁー
何かカッコイイって思えそうなものないかなぁー
なんて考えながら、ふとサブスクでバスケのアニメを検索しました。
そこで私の目に飛び込んできたのが、あひるの空。
高校時代にバスケ部の人たちが貸し借りしながら読んでて
タイトルが飛び交っていたので鮮明に覚えていました。
でも、私は少女漫画派だったし(今でも好き)
自分の興味があること一直線で視野が狭かったので(これも今でも…)
当時は一度も読むことなく終わってしまった。
あれから10年以上経って再び目にしたタイトル。
気にならない訳がありません。
ワクワクしながら再生すると、
絵が好みすぎるのとストーリーの展開が面白いのと名言連発するのとで
完全にのめり込んでしまいました。
あひるの空は漫画によくありがちな
弱小チームが苦難を乗り越えて順調に強くなっていくストーリーじゃなくて
挫折や敗北、後悔という生きていたら必ず直面する場面がしっかり描かれていて
人生ってこういう事の繰り返しだよな、
それでも進むしかないんだよな、っていう感じで
酸いも甘いも経験した大人の方が響くのかなぁなんて思ったり。
語彙力ないから私の言葉じゃ上手く伝わらないけど
今までにない現実味のあるストーリーで本当に好き。
そんなこんなで
スポーツとは縁のない大の大人が床に座り込み
食事の用意もそっちのけでアニメに夢中…
ふと外に目をやると、もう薄暗くなっていました。
しまったー!外暗くなってるじゃん!
やっべーもうこんな時間!!
焦ってキッチンの方に目を向けると、
娘はダイニングテーブルで何やら工作中。
あれ?息子?どこいった!?
死角になっていた真後ろを見てみると
そこには、ソファーに座って真剣にあひるの空をみている息子の姿がありました。
目が合った瞬間
「ママ!空もスイカ頭みたいな人(トビくん)もカッコイイ!バスケで空みたいになりたい!」
ただでさえ声が大きいのに
もっと大きな声でそう言った息子の目は
すごくキラキラしてるように見えました。
それからあひるの空をみてバスケットボールを触る日々。
そしてついに
姉と同じミニバスチームに入りたいと言い出しました。
親としては入れてあげたい気持ちがあるものの
前回の体験を思い返すとまた迷惑かけるのではという心配もあったり…。
「前みたいに練習の途中で抜けるような事をしてたらアカン」
「絶対大丈夫!そんなことしない!」
「本当に大丈夫?」
「大丈夫!頑張れるから!」
こんなやり取りを繰り返す日々…。
迷いに迷って指導者の方に相談。
快く受け入れて下さって、再度体験をすることになりました。
(こんな何回も体験させて貰えるとか普通ないよね。ありがたや。)
体験の日が来るまで何度も言い聞かせ
やる気を証明するかのように暇さえあれば練習をする息子。
それを見て更に自主練に熱が入る娘。
そして迎えた体験当日。
そこには、前回グダグダだったことが嘘かのように
真剣に練習に取り組む息子の姿がありました。
もーーーーーー本当にびっくり。
最初の体験からたった5ヶ月、
5ヶ月でまるで別人のよう…
(どっか頭打った?と思うほど)
スイッチ入った時の子供の集中力に驚かされたと同時に
改めてキッカケって大事だなぁと思いました。
よく「可能性は無限大」「きっかけひとつ」なんて言うじゃない?
言葉では何回も耳にしてきたし
自分でも己を奮い立たせるために使ったりしていたものの、
どっかで美化されているだけの根拠のない綺麗事っぽい気がしてて
なんか小恥ずかしいような、むずがゆいような…リアルじゃないものだと捉えてた。
(ひねくれてるなぁ←)
でも、今回の出来事で
そんな半信半疑だった言葉がリアルに感じられた。
ただの言葉だったものが事実であると証明された…みたいな。
ま、ただの親バカなんですけどね。笑
2024年7月現在。
バスケをはじめて、4ヶ月の娘と1ヶ月の息子。
娘はハンドリングが安定してきて
レッグスルーも少しだけどできるように。
息子はシュート打ってもネットにすら届かなかったのに
いつの間にか入るように。
子供の成長は早い。
この数ヶ月だけでもかなり成長してると思うけど
まだまだ伸びしろたっぷりで発展途中なんだろうなぁ。
未だ養分トレーダーでヘタクソなトレードしてる私も
きっと発展途中…の、はず…たぶん…。
頑張ろ。
あ、ちなみに
あひるの空ですが、発売されてる単行本全巻揃えました(´∀`*)ウフフ
(アニメもいいけど、原作でしか感じられないことがあると考えてるタイプなので)
いつか続き、読めたら嬉しいな。